幼稚園時代に戻りたいな(^_^;

月曜日からある市の出先機関の幼稚園、保育園がISDNから光に切り替るので各所に設置している端末の環境変更に駆け回っていた。漏れや失敗は許されないので、のどかな雰囲気の中、あまり風景を見る事もなく作業をしていたが、音は聞こえて来る。
幼稚園、保育園の音は一人暮らしには非日常的な音だ。
常に騒ぎ声と地響きを伴った足音が轟いていた。騒ぎ声が止んだと思うと誰かが泣いている。まるでソロ演奏の様に、ソロの騒ぎ声だ。
合唱も聞こえてきた。オルガンの音のタイミングに合わせて、おのおのが歌詞を一生懸命に怒鳴っていた。歌なのかぃ!とつっこみたくなるが、「楽しい」としっかり魂は籠もっていた。聞いててこちらも無邪気に口元が緩む。巷の愛だの社会だの損得だのと欲めいた歌声で歌っているものとは質が違う。
1ヵ所ちゃんと合唱になってる所が有った。楽しいと無心に一生懸命に歌う声が絡み合って一つの音になっていた。天使の歌声ってこの音なのかもと感じた。この3日間のヘビーローテーションは「どんぐりころころ」だった。どこでも歌っていた。
ふと社会人の目で園児を見ると、みんなで騒いで歌って踊って食べて寝て。。。うらやましい。楽しく叫びあってるのがうらやましい。みんなで飛び跳ねてるのがうらやましい。私の記憶では小学校の高学年から周りでそんな行動は見なくなった。楽しいのになぁ。もったいない。